野村エンジニアリング

コンパクトソーラー電源
(3.2V,5V,12V出力)

ソーラーパネルとバッテリーを無線機用に最適化。
屋外設置のセンサーネットワークに最適な3.2V系ソーラー電源「SRPC2-SPS」

9Wまたは18Wソーラーパネル、リン酸鉄リチウム蓄電池(3.2V 11Ah)および制御基板を防水ケースに収納した軽量・コンパクトなソーラー電源です。
スケジュール機能がありますので、必要な時間帯に電源供給させることが可能です。
防水ケース入り無線機の電源にもご利用いただけます。

  SRPC2-SPSの主な仕様
出力電圧 バッテリー電圧 , 5V , 12V ほか応相談 外観写真
最大出力電力 6W ほか応相談 ソーラー電源SRPC2-SPS
ソーラーパネル 9W サンパワー製 単結晶シリコン 200 × 272 mm
*2枚まで増設可
蓄電池 リン酸鉄リチウムイオン 並列2本 3.2V 11Ah
(3,300サイクルで80%以上の容量を維持)
*4個まで増設可
温度範囲 −20℃〜70℃(結露なきこと)
連続稼働時間 200時間
*無充電下・消費電流50mA・バッテリ1個の場合
保管日数 4年以上(電源オフの場合)
重量 約2kg

SRPC2 のサイズ 

● SRPC2のサイズです。

・1枚パネルの場合
ソーラーパネル1枚のサイズ

・2枚パネルの場合 ソーラーパネル2枚のサイズ

SRPC2の設置について

● SRPC2の設置方法について紹介します。

設置方向
ソーラーパネルを、太陽の直射日光が当たる方向へ向けて設置してください。
南向きが最適。東向き、西向きの場合は、1日に最低3時間以上は直射日光が当たる場所に設置してください。

*陰がかからない場所に設置してください。木陰や落ち葉などで、ソーラーパネルの一部にでも陰がかかると、全体の発電量が低下します。
ソーラーパネルを直射日光が当たるように設置する

角度調整
ソーラーパネルは、3段階に角度調整が可能です。角度を決めたら、ネジをしっかり締めて、ぐらつかないように固定してください。
ネジで角度を固定する

ポール・支柱に固定
ポールや支柱に、市販のステンレスバンドなどで固定してください。
*15mm幅までのステンレスバンドを使用できます。
ステンレスバンドで固定する

ポールマウントブラケットの寸法図

SRPC2を無線機の電源として使用する

● SRPCを無線機の電源として使用できます。

防水ケース入りの無線機を使う
・8接点までの場合は、
 TS02EJ 8sw(A)TX/RX-NWP(送信機・受信機)TS02EJ 8sw(A)RX-RL(リレー受信機)
・16接点までの場合は、
 TS02EJ 16swTX/RX-NWP(送信機・受信機)TS02EJ 16swRX-RL(送信機・受信機)
の標準品をお使いいただけます。

キャプタイヤケーブル(2芯)で、SRPC2と無線機を接続してください。
接点の入出力の配線は、無線機の仕様書をご覧ください。

ソーラーパネルを直射日光が当たるように設置する (左)8接点用の内蔵アンテナタイプと外部アンテナタイプ
(右)16接点用および8接点リレー受信機の内蔵アンテナタイプと外部アンテナタイプ

無充電時の稼働時間について
無線機の消費電流はいずれも50mA以下ですので、SRPC2-SPS(バッテリ1個)の場合、満充電の状態から無充電で 200時間 動作させることが可能です。
*外部負荷を除く、無線機のみの稼働時間です。
*8接点用の送信機は、送信時以外はスリープしていますので、運用状況により上記以上の稼働が可能です。